竹炭を作ります その1(TLUDストーブ製作)
だいぶ前に竹の有効活用方法を考えたことがあります。
少しは何かに使えても、たかが知れてます。全然減りません(笑)
その後も竹が増えては伐採してを繰り返すことになりますが、伐採した竹は竹藪に放置したままの状態です。しかも竹はなかなか腐らないので、このままでは年々量が増していくばかりになり、竹藪に入ることも大変になる気がしています。
そこで、以前に有効活用を考えていた時に目に留まった、竹炭作りにチャレンジしてみたいと思います。
まず、炭が出来る原理ですが、調べたところによると、酸欠状態で木を加熱すれば炭になるとのこと。
そういえば、理科の実験で試験管の中にマッチ棒を入れて炭を作る実験をしましたね。
実際の竹炭作りでは、大きな窯を作って、長時間燻すことで炭にするようですが、窯は規模を小さくして作れても、その時に出る煙がダメです。なんせ大量に煙が出るらしいです。どう考えても近所迷惑ですね(笑)
実家の山に窯を作ろうかとも思いましたが、山から煙が出てるのも通報されそうで勇気がないです(笑)
なんとか煙と無縁で炭が作れないかと調べて、たどり着いたのがTLUDストーブです。
細かい説明は置いといて、簡単に言うと、TLUDストーブは煙の素となる、可燃性ガスを燃やすことで、ほぼ無煙で木を燃やすことが出来、可燃性ガスが出なくなった時には底の方に炭が出来上がっているという物です。
さらに、作るのも簡単とくれば、やってみるしかないですね。
TLUDストーブを作る材料は、本体のペール缶と煙突の空き缶です。
ペール缶は車屋のおっちゃんから貰ってきました。空き缶は我が家の不燃ゴミをあさりました(笑)
材料も揃ったし、早速作ってみましょう。
まず、ペール缶に吸気用の穴を開けます。
どれぐらい必要なのか分かりませんが、とりあえず底はこれぐらいです。
側面にも開けます。いろいろなサイトを見ていると、側面は大きめの穴を開けている方が多いですが、我が家には金属用のドリルが11mmまでしかないので、とりあえず、この大きさの穴でいきたいと思います。
続いて煙突ですね。
煙突用の穴を開けます。金切りばさみで切ればいいんでしょうが、実家まで取りに行くのが面倒だったので、ニッパで切りました。(余計に時間がかかったかも)
多少グラつきますが、乗っかっていればいい物なので、気にしないでおきましょう。
作成で一番大変だったのは、ペール缶の蓋についているパッキンの取り外しでした。燃えると黒煙が出るので、外しておこうと思いましたが、
ゴムの部分が劣化していて、引っ張るとプチプチ切れて、なかなか取れません。
パッキンの取り外しに時間はかかりましたが、1時間もかからずに完成しました。
どうでしょう、パインの缶詰が愛らしいですね(笑)
作ったからには試してみたい。竹を切りに行ってきます。