とりあえず庭 ときどき工作

いつのまにか庭いじりにハマった、私の日々の備忘録です

竹炭を作ります その3(TLUDストーブ改良)

竹を有効活用しようと、竹炭作りに挑戦しています

sakana78.hatenablog.com

 

前回の記事ではTLUDストーブの改良が必要と言うところで終わってました。

早速改良していきましょう。

 

改良が必要な点として、吸気量が足りず、不完全燃焼を起こして煙が出まくる点を何とかしたいところです。

 

対処法は簡単ですね。吸気用の穴を大きくすればいいんです。


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ドリルを買ってきて底面と側面の穴を大きくしました。

 

作り方を調べた時に、多くの方が大きな穴を開けていたのには意味があったんですね。

 

これで、吸気は行けるはず。

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早速、再び竹を切り刻んで詰めました。今回は竹の先の方だったので、枝もたくさん入っています。

 

では点火します。今回は置く台もアルミプレートに替えてます(笑)

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このTLUDストーブのすごい所は、点火したら簡単に火が付くところですね。

 

枝が多く良く燃えやすかったのか、すごい勢いで燃えます。

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良い感じやと思っていたら、問題が発生します。

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側面の穴から炎が噴き出して、煙突からは煙が出てきます。

側面の穴は吸気用のはずが、排気してしまってますね。

 

考えられえるのは、底面からの吸気が多すぎて、側面に抜けている。煙突が小さくて排気しきれていない。と言ったところでしょうか。

 

対策として、底面の穴を小さくするのは難しいですね。開けちゃったものは塞げません(笑)煙突を大きくするのがいいかと思い、手ごろな空き缶を探すも、同じサイズの缶しか我が家にはありません。

 

困りましたね。とりあえず、煙突を延長してみることにします。延長する事で、気流を作り、炎を煙突に誘導できることを期待してみます。

 

3回目の竹を取りに行き、詰め終わりました。今度は太い部分がメインです。

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点火すると、延長した煙突から炎が出て、上手く炎を誘導しているように見えます。

のも束の間で、結局同じよう、側面の穴から炎と煙が出始めます。

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ダメですね。やっぱり底面からの吸気を少なくするか、煙突を大きくしましょう。

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諦めて蓋を外して燃やし切ります。蓋を外していると煙はほぼ出ません。

心の中では、「もうこれでいいんじゃない」と思ってしまってますが、これではただの焼却炉ですよね。

 

あくまでも「TLUDストーブを作ってるんだ」と言い聞かせて、次の対策を考えていきたいと思います。

 

そして、今回出来上がった炭は結構な量になりました。

さて、近々使ってみて火持ちがどの程度なのか調べて見たいと思います。