竹炭を作ります その3(TLUDストーブ改良)
竹を有効活用しようと、竹炭作りに挑戦しています
前回の記事ではTLUDストーブの改良が必要と言うところで終わってました。
早速改良していきましょう。
改良が必要な点として、吸気量が足りず、不完全燃焼を起こして煙が出まくる点を何とかしたいところです。
対処法は簡単ですね。吸気用の穴を大きくすればいいんです。
ドリルを買ってきて底面と側面の穴を大きくしました。
作り方を調べた時に、多くの方が大きな穴を開けていたのには意味があったんですね。
これで、吸気は行けるはず。
早速、再び竹を切り刻んで詰めました。今回は竹の先の方だったので、枝もたくさん入っています。
では点火します。今回は置く台もアルミプレートに替えてます(笑)
このTLUDストーブのすごい所は、点火したら簡単に火が付くところですね。
枝が多く良く燃えやすかったのか、すごい勢いで燃えます。
良い感じやと思っていたら、問題が発生します。
側面の穴から炎が噴き出して、煙突からは煙が出てきます。
側面の穴は吸気用のはずが、排気してしまってますね。
考えられえるのは、底面からの吸気が多すぎて、側面に抜けている。煙突が小さくて排気しきれていない。と言ったところでしょうか。
対策として、底面の穴を小さくするのは難しいですね。開けちゃったものは塞げません(笑)煙突を大きくするのがいいかと思い、手ごろな空き缶を探すも、同じサイズの缶しか我が家にはありません。
困りましたね。とりあえず、煙突を延長してみることにします。延長する事で、気流を作り、炎を煙突に誘導できることを期待してみます。
3回目の竹を取りに行き、詰め終わりました。今度は太い部分がメインです。
点火すると、延長した煙突から炎が出て、上手く炎を誘導しているように見えます。
のも束の間で、結局同じよう、側面の穴から炎と煙が出始めます。
ダメですね。やっぱり底面からの吸気を少なくするか、煙突を大きくしましょう。
諦めて蓋を外して燃やし切ります。蓋を外していると煙はほぼ出ません。
心の中では、「もうこれでいいんじゃない」と思ってしまってますが、これではただの焼却炉ですよね。
あくまでも「TLUDストーブを作ってるんだ」と言い聞かせて、次の対策を考えていきたいと思います。
そして、今回出来上がった炭は結構な量になりました。
さて、近々使ってみて火持ちがどの程度なのか調べて見たいと思います。