とりあえず庭 ときどき工作

いつのまにか庭いじりにハマった、私の日々の備忘録です

作業部屋作り スレート張り

作業部屋作りは屋根材を張る手前まで進んでいます。

sakana78.hatenablog.com

 

前回ヒーヒー言いながら屋根まで運び上げたスレート瓦を張っていきたいと思います。

 

スレートは重ねて張っていき、屋根全体にスレートが2重に張ってある状態になります。なので軒先の始まりの部分も2重になるように、初めにスターターと呼ばれる半分ほどの大きさのスレートを屋根の先端に張ります。

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スレートが屋根からどれぐらいはみ出していいのか分かりません。はみ出してる方が木材に雨がかからなくていいような気がしますし、はみ出し過ぎると風の影響を受けやすくなってしまう気がします。お隣さんに聞きに行くも不在。仕方ないので1cmほどはみ出す形で張っていきました。

 

スターターで基準が決まると後は早いです。スレートには印があり、その印に合わせてどんどん張っていきます。

 

因みにスレートを留めるのは、ちょっと変わった形の釘です。

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ちょっと短くて不安ですが、ホームセンターにはこのサイズしかありませんでした。

 

1列の最後は屋根のサイズに合わせてスレートを切ります。

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スレートを切るための専用の道具があるらしいですが、持ってないので、丸ノコの歯をスレート用に交換して切りました。破片が飛び散って危ないこと以外は問題なくキレイに切れました。

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作業を続けていると、お隣さんが登場し、スレートを切る道具を持ってきてくれました。わざわざ道具を取りに行ってくれていたみたいです。

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スレートを切る道具は、大きな押し切りのカッターみたいな道具です。スレートを挟みレバーを下ろすと簡単に切れました。破片も飛び散りません。何より電気がいらないので、屋根の上に持って上がり作業が出来ます。これは便利ですね。

 

スレートの張り具合も聞いてみると、上手に張れているが、端はもっとはみ出してるほうがいいとのこと。特に軒先はもっと出さないと雨どいを付けにくいらしいです。

言われてみれば雨どいのことを忘れてました。付ける気もなかったんですが、付けようと思った時に今の状態では付けられない気もします。

 

ただ、もう後戻りはできないので、このまま行きます(笑)

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家の角の部分も、専用のカッターなら問題なく切れます。

 

難関は雨どいのパイプを避ける時です。切れ込みを入れるのは簡単ですが、切り取るのは難しいです。

 

そこで登場するのが、切る場所に印をつけるのに使ったらええと、もう一つ貸して頂いた道具です。

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かなり古い道具みたいですが、スレート用のカッターがない頃は、この道具で何度も線を付けてガラス切りのように切っていたらしいです。

実際にやってみましたが、全てをこれで切るのはしんどいですね。昔の人はすごかったんですね。

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雨どいを避けるのにそこそこ時間がかかり、今日の作業では半分くらいまで張れました。

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それにしても、スレート瓦を張ること自体の作業は簡単でもかなり気を遣う作業です。スレートは意外に簡単に割れます。釘を打つ時や踏んだ時に何枚か割ってしまいました。お隣さんの話では、そんな簡単に割れないとのことでしたが、スレートが古いんでしょうね。

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なんせNationalって書いてあります。Panasonicに変わってから既に何年経ってますかね(笑)

 

貰い物に文句は言えないので、慎重に作業を続けたいと思います。