ロケットストーブ燃焼開始
昨日の記事で完成したロケットストーブです。
早速火をつけましょう。
どれぐらいの薪を用意していいのかわからないので、TLUDストーブ用に用意していた竹で燃焼開始です。
ところが、ぜんぜん火がつきません。雨上がりで薪がしけってますね。その辺から竹の枝を寄せ集めて燃やします。
やっと燃え始めてくれましたが、煙突からはすごい量の白煙が出始めます。
何かが間違ってるのかと考えましたが、
火が燃えているのに、焚口から煙は出ずに、煙突から煙が出ていることを思えば、煙突効果による上昇気流は発生しています。
分からないまま、火が大きくなると、
煙突から煙が消えて、炎があがりました。さらに、ロケットストーブの名前の由来ともいわれる「ゴーッ」という吸気音がしてきます。
どうやら煙突をU字溝で作ったので、断熱が足りず煙突内の温度が上がるのに時間がかかり、二次燃焼が起きるまでに時間がかかったみたいですね。
その後も燃焼を続けますが、再び問題が起きます。
煙突から噴き出す炎が安定しません。
煙突内の温度が安定してないみたいです。その理由は燃料の薪にあります。
小さな燃料を燃やしていると、大きな炎を出して燃えてくれていますが、大きな燃料になると中々燃えてくれません。
ロケットストーブのウリの一つに、吸気の風で常に団扇で仰いでる状態でよく燃えるとありましたが、吸気の風が強いせいで炎が消えてしまいます。すぐに燃えきる小さな燃料は良く燃えますが、大きな燃料は向いてないんでしょうか。
もっと乾燥した薪ならいけるんでしょうか。いろいろ考えることがありますね。
竹の枝を千切っては継ぎ足しを繰り返しながら、さらに燃焼を続けると、次なる問題が起きます。
焚口に炭が溜まってきて焚口が狭くなってしまいます。灰になると上昇気流に乗って煙突から排出されていますが、炭の状態で薪が残っていくので炎は消えてしまうんです。
焚口の位置を変えながら燃やさないといけません。幸いU字溝は600mmあり、焚口をずらすことができるので、何とかなりそうです。
初のロケットストーブの燃焼でしたが、ロケットストーブとしての完成までには、まだまだ課題がありますね。ただ、煙突から噴き出す火力は期待できそうです。
竹炭作りに使えるようになる日は遠いかな(笑)
まあ、楽しいんで、ぼちぼち改良をしていきたいと思います。