とりあえず庭 ときどき工作

いつのまにか庭いじりにハマった、私の日々の備忘録です

ロケットストーブ燃焼開始

昨日の記事で完成したロケットストーブです。

sakana78.hatenablog.com

 

早速火をつけましょう。

どれぐらいの薪を用意していいのかわからないので、TLUDストーブ用に用意していた竹で燃焼開始です。

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ところが、ぜんぜん火がつきません。雨上がりで薪がしけってますね。その辺から竹の枝を寄せ集めて燃やします。

やっと燃え始めてくれましたが、煙突からはすごい量の白煙が出始めます。

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何かが間違ってるのかと考えましたが、

火が燃えているのに、焚口から煙は出ずに、煙突から煙が出ていることを思えば、煙突効果による上昇気流は発生しています。

 

分からないまま、火が大きくなると、

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煙突から煙が消えて、炎があがりました。さらに、ロケットストーブの名前の由来ともいわれる「ゴーッ」という吸気音がしてきます。

どうやら煙突をU字溝で作ったので、断熱が足りず煙突内の温度が上がるのに時間がかかり、二次燃焼が起きるまでに時間がかかったみたいですね。

 

その後も燃焼を続けますが、再び問題が起きます。

煙突から噴き出す炎が安定しません。

煙突内の温度が安定してないみたいです。その理由は燃料の薪にあります。

 

小さな燃料を燃やしていると、大きな炎を出して燃えてくれていますが、大きな燃料になると中々燃えてくれません。

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ロケットストーブのウリの一つに、吸気の風で常に団扇で仰いでる状態でよく燃えるとありましたが、吸気の風が強いせいで炎が消えてしまいます。すぐに燃えきる小さな燃料は良く燃えますが、大きな燃料は向いてないんでしょうか。

もっと乾燥した薪ならいけるんでしょうか。いろいろ考えることがありますね。

 

竹の枝を千切っては継ぎ足しを繰り返しながら、さらに燃焼を続けると、次なる問題が起きます。

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焚口に炭が溜まってきて焚口が狭くなってしまいます。灰になると上昇気流に乗って煙突から排出されていますが、炭の状態で薪が残っていくので炎は消えてしまうんです。

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焚口の位置を変えながら燃やさないといけません。幸いU字溝は600mmあり、焚口をずらすことができるので、何とかなりそうです。


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初のロケットストーブの燃焼でしたが、ロケットストーブとしての完成までには、まだまだ課題がありますね。ただ、煙突から噴き出す火力は期待できそうです。

 

竹炭作りに使えるようになる日は遠いかな(笑)

まあ、楽しいんで、ぼちぼち改良をしていきたいと思います。